さまざまなアーティストによって作られた、空間と鏡を使ったインスタレーションアート作品です。
Alyson Shotzによるミラーフェンス/2003年
(出典)
Jeppe Heinによる作品(出典)
スコットランドの作家・Rob Mulhollandさんのこの作品は実に素晴らしいですね。アクリルガラスを使った人間の彫刻が完全に自然に溶け込んでいます。
彼のインスタレーション作品は男女6人の像で出来ており、人間と自然環境との間にある関係が映し出されています。Robさんが彼の作品で望む事は、森の保護的な要素の中でコミュニティを再現し、かつてその場所に居た住民たちを映し出す事だそうです。すべての彫刻作品が森林の日常的な移り変わりを映し出しています。(出典)
2011年の夏、Joakim KaminskyさんとMaria Pollさんは、スウェーデン北部のメーデルパッド地方にある深い森へと入って行きました。
彼らはライフサイクルを演出したインスタレーション作品を創り出す事を目指し、ミラーコーティングされた15mの布を松林に取り付けました。(出典)
まるでおとぎ話の世界のようなこのアートインスタレーション作品。この作品は、行武 治美(ゆくたけ はるみ)さんによる『再構成』という作品で、家が完全に鏡で覆われています。
とても美しいこの鏡面は1枚の大きな鏡の板で作られているのではありません。無数の小さな丸い鏡で成り立っており、その不思議な構造とそれぞれの面の輝きに魅入ってしまいます。
さらに驚くことに、実はこの鏡は全て作者の手で一つ一つカットされたそうです。そのため、一つ一つの円が人間の指紋と同じくらい個性豊かで同じものは二つとない形になっています。
「越後妻有 大地の芸術祭の里」という日本でも非常に大きな野外芸術祭に出展され、招待されたお客さんはこの鏡で覆われた家の内部を通る事も出来ます。
内側と外側の両方の自然環境を映し出したこのインスタレーション作品、見ていると思わず現実と非現実の境界がわからなくなってしまいそうですね。(出典)
この作品はデンマークのアーティストJeppe Heinにより制作され、イギリスのブリストル大学にあるロイヤルフォートハウスに飾られています。綺麗に磨かれた76枚もの四角い鋼板が垂直に立てられ、複雑に配置されたインスタレーション作品です。
『Follow Me』というタイトルで知られるHeinさんのこの作品は、ハンフリー・レプトンによって手がけられた歴史的な庭からインスピレーションを受け、今は自己発見の場としての大学の役割を担っています。(出典)
最初にこの「ミラーマン」の画像を見た時、我々は彫刻なのだと思いました。
しかし…これは単なる彫刻ではなく、ロサンゼルスで生きたアート作品を創る大道芸人だという事を後に知りました。
FlickrユーザーであるSiLver sKYさんは、ロサンゼルスのグリフィス天文台の近くで彼を見つけたらしく、頭のてっぺんから爪先まで全て鏡で作られたスーツを着ていたそうです。(出典|写真)
割れた鏡で覆われたこの素晴らしいアートバスは、メリーランド州のボルチモアにあるアメリカン ビジョナリー アート美術館の「Artscape」で2008年に撮影されました。モザイクで出来た動物たちが窓から顔を出しているという、不思議な「ノアの箱舟」ですね。(出典)
鏡というのは普通、ホテルの部屋において官能的な雰囲気を出すための物だと考えられがちですが、この「プロペラアイランド・シティロッジ」というホテルの部屋は壁一面に鏡が広がっておりダイヤモンド状になっているというお部屋です。これまた極端ですね。(出典|経由)
この作品では、鏡が氷の鋭い輪郭エッジを強調していますね。